うっちー的観戦レポ★

あっあのうっちーがレポ初デビュー!
昨日の朝、何気なくメールチェックしたら、熱いレポが届いているじゃない。これには正直ビックリしたね。多分、仕事中コツコツ書いたんだなって思ったよ。
せっかくだから日記にも記録しておこう!
やっぱ最終予選は独特の緊張感だよな!8年前の韓国戦、カザフスタン戦思い出すよ。そしてなんと言ってもジョホール。おれはパスポート無くて行けなかったんだっけ・・・。

[うっちー的レポート]
オゥオゥオゥー♪ オゥオゥ♪ 勝った!!!!!
周りの見知らぬ人たちと抱き合い、ハイタッチして喜んだ。
95分間の激闘の末、凱歌をあげることができた。まさか、こんな厳しい展開になるなんて・・・。
なんとなく朝から落ち着かない、そしてわくわくする感じ。
本番にむけての勝負がはじまるんだ、なんて考えながら、仕事をこなして埼スタへ向かう。
駅周辺、駅からスタジアムへのアクセス道路も親善試合とは違う雰囲気・緊張感があった。
普段よりも厳しい警護、警備員のおおさが、さらにこの感じを高めていた。
いつもながら、開始ぎりぎりスタジアムにはいり、選手入場時に掲げるブルーシートを受け取りカテ5アウェイの席に向かう。
観戦場所はバックスタンドよりの前から10〜12列目。
今回は、あかねちん、さやか、とみいち、とみいち友、etc・・・・ 境はわからんが10名くらいか。
スタジアムに入いってびっくりしたのが、北朝鮮サポの多さ(5,000人)しかも統制がとれている!!
そして「MAWOC旗」。
6m×1.5mの耐熱シートにとみいちが冨山流一筆書きをしたらしい。
字体にとらわれない、へたれ字が眼にのこる。隣の玉田のよりは印象的だ。
アンセムが流れ、選手入場がはじまり金色のヤタ烏が印刷されたブルーシートを掲げる。
気持ちいいくらいブルーの壁がまわりにひるがえっていた。
国家斉唱は石川さゆり。ブルーの着物をきてゆっくりと熱唱。子守唄みたいな君が代でした。
試合開始のホイッスル。
北朝鮮は最初浮き足だっていた。マークを掴みきれていない。
小笠原にボールが集まり、自由にはたく。前半4分サントスがたおされFKのチャンス。サントスだろ普通!
なんと、小笠原のgoal。ドライブの効いたナイスシュート。こんな早く先制できるなんて!
楽勝だな!! 3-0くらいか・・・。こんな雰囲気がスタジアム内に漂っていた。
しかし、ここから北朝鮮が目覚める。
フィジカリティーの高さと荒いプレーぶり、そして中途な判定を繰り返す主審。
日本もパスミスから攻めきれず、前半はぬる〜い空気が漂い、徐々に北朝鮮にながれが傾きかけ前半終了。ハーフタイム中、リードしながらも安心できない展開に皆、いらいらしていた。
さやか酔卿は、不慮の事故反省のため禁酒中。寒かったのでノンアルコールの観戦。
後半開始。ながれが変わりかけるとファウルを繰り返す北朝鮮
そして、必然的に流れは北朝鮮に。
後半16分、ダイレクトパスをつながれ右サイドへ、フリーで受けた16ナム・ソンチョルは、SGGK川口のへぼ読みもあってニアサイドにファインゴール。
加地が前に上がっており枚数が足りなかったので仕方ない。
しかし、川口はこのあとヘディングシュートを弾き出す等SGGKぶりをみせる。
追いつかれてからは、やばい、ひょっとして負けちゃうの、北朝鮮強いぞ、こんな雰囲気だった。
後半19,21分、流れをかえるべく高原、俊輔を投入、スタジアムが熱くなる。
今日の小笠原は交代させられない。それぐらいに演出していた。
まこちゃんを下げて4backへ。
シュートシーンが多くなる。決定的なチャンス、なんであれが入らん!
なんてこともあったが流れは日本へ。北朝鮮は足が止まり始め、攻撃はカウンターに。
ゴールキックがほぼ日本ボールになるので組み立てようがない。
いつ、goalがうまれてもおかしくない状況のなか時計の針はどんどん進む。
後半34分
玉田out大黒inへぇ!????
ここで大黒か? こんな声が周りでチラホラ。
いきなりこんな大舞台で代表デビュー。ロスタイムに突入。
ここで引き分けるとドイツへの道が閉ざされるような感を持ちつつ、願うように戦況を見守る。
勝ってくれ!!声をからし、ジャパンコールを絶叫し続ける。
小笠原の右からの折り返しを、キーパーが弾き、福西から微妙なパス?が大黒の足元へ。
振り返り様、冷静にゴールへ流し込んだ。 G o a l !!!!!!!
劇的な瞬間!叫喚!!シンデレラボーイの誕生!
オゥオゥオゥー♪ オゥオゥ♪ 勝った!!!!! 勝った!!!!!!!!!!!
北朝鮮は強い。フィジカルが強く、体力があり、基礎がしっかりしている印象をうけた。
試合もw杯予選を感じさせる、引き締まった好ゲーム。
そして、ドイツへの道は狭く、いばらであるのは間違いない。
ほんと、勝ててよかったよ。

試合中、小笠原の輝きに目を潤ませ、コンタクトがはずれた関西娘。
夜行バスへ向かう満足感漂う、後ろ姿が印象的だった。